PK+MMを*istDに装着
Kマウントでのアダプタ遊びは、M42と645、67くらい、という常識を覆すどころか逸脱した逸品がこちら。
Pentax K+ Multi-Mount - Adaptist
http://adaptist.weebly.com/pentax-k-multi-mount.html
シンガポールから届きました。
通常の個人輸入と特に変わりない、あえて述べるならPaypalにより国内通販よりの楽だったことでしょうか。
左側がPK+MM、右側が純正、違いが見て取れます。
ちなみに装着ボディには防滴による仕様の差異から非防滴ボディが推奨されています
まずOM。装着位目印は着脱ボタンと印ですらない。
KマウントにはDA21mmがあるのにわざわざOMの21mmをつけてみました。
装着時は絞り連動レバーがフリーなので、これを固定することで実絞りで撮影が可能となりますが、着脱ボタンでの絞り込みが可能なので、手動絞り込みで使う方が便利かと思います。
つぎにヤシコン。これは絞り連動レバーを数mm切らないとミラーと干渉するので加工が必須。
オリジナルのボディでの機能に問題は起きませんが、不可逆な改造を伴うのが残念。
こちらもKマウントには薄いDA40mmがあるのにわざわざTessarをチョイス。いえ、安かったという理由では決して・・・
実絞りでの撮影となります。Tessarの場合はフォーカスシフトがあるので実絞りの方が便利かもしれません。
そしてコニカAR。引き込みながらミラーアップする仕様でフランジバックが40.5mmと、驚きの短さ。よってKマウントに装着した場合無限遠は出ません。
ということで、マクロレンズを選んでみました。無限時の焦点はおよそ65cm程度でした。
レンズ自体が等倍アダプタ使用時に使いやすくなるよう、180°反対側にも刻印があり、これだけでコレクションする価値がありそうな一本。
装着はAE設定のAEで装着、そのまま絞り環を動かして実絞りでの撮影となりますが、最小絞りの先でAEに入るのが煩わしい場合、M設定にすることでAEレンジに入らなくなりますが、脱着時にAE設定のAEにしないと外れないので要注意です。
最後にニコンF。装着する理由に悩みますが、さらに悩むことに、露出計連動ガイドが干渉します!
このように一見付いていますが・・・
浮いている・・・
特に言うことはありません。
各レンズの描写については、詳しい方の評価を見ていただきたいところ。
了